世界をリードする大手ストレージ企業が新たな CEO と CFO を任命

公開済み: 9月 01, 2023

コンテナを使用したストレージ企業である TITAN Container Group は、民間企業として世界最大規模を誇ります。当社はこの度、長年にわたり指揮を取り続けてきた創業者 Layland Barker の後任として新たな CEO と CFO を任命しました。

このデンマーク系企業を指揮する CEO には Søren Skov Mogensen、CFO には Søren Søgaard Suhr が就任します。TITAN の創業者として長年にわたり CEO を務めた Layland Barker は会長職に就くことになります。

新会長となった Layland Barker は、次のようにコメントしています。

「TITAN Container Group での年月は 40 年近くに及び、私の人生の大部分を占めます。当社が世界中に残した成果は私の誇りです。

そして今こそ、リーダーシップを新たな活気ある有能な人物に託す時と言えます。このような頼もしい人材を当社に招き入れることができたことをこの上なく嬉しく思います」

TITAN Containers とは

1987 年の設立以来、TITAN Containers Group は世界中でストレージコンテナの取得とレンタルを行ってきました。現在、TITAN は 50,000 台以上のコンテナを保有し、それらのコンテナは食品や医薬品の冷却から、英国などの企業や個人向けの新たなストレージスペースの提供まで、あらゆる用途で利用されています。

また、TITAN のコンテナはワールドカップやオリンピックなどの主要なスポーツイベントにも貢献しています。ギネス世界記録に挑戦する南極ランナーのトレーニング施設として活用されたこともありました。

2019 年、Kirk Kapital が TITAN を 30% 買収し、パンデミックの中、成長が加速しました。ちょうどそのときに当社の製品需要が大幅に増加したのです。成長は持続傾向にあり、Mogensen 新 CEOと Suhr 新 CFOはこの流れを維持していくつもりです。

もちろん、Barker 新会長のサポートも健在です。2022 年にデンマークで PwC 主催の Owner-Manager of the Year（年間最優秀経営者）に選ばれた同氏は、あらゆる面において助言を示しています。

TITAN の新 CEO、Søren Mogensen のご紹介

新たに CEO に任命された Søren Mogensen の来歴は、デンマーク軍で訓練を受けたことから始まり、McKinsey & Company と Danske Bank での勤務に至ります。直近では、EQT Corporation Banking Circle Group で事業拡大の推進に携わりました。

Mogensen 新 CEO は長年にわたり、優秀な人材の採用、商業成長、強力な雇用者ブランドの構築において豊富な経験を積んできました。そのため、TITAN での新たな役割でもすぐに力を発揮できることでしょう。Mogensen 新 CEO は次のように述べています。

「Layland Barker 氏がグローバルな成功を収めてきましたので、私としては謹んで CEO の役割を引き受けさせていただく思いです。当社は今後も成長を続けられる状況にあります。いくつかの事業分野では今後数年間、うまく立ち回ることができれば利益が得られる可能性は大です。

1 億 5,000 万米ドルの売上高は確実に手の届く範囲にあります。これは、Barker 氏と組織全体の功績です。そして今、それが新たな経営陣となる私たちの手にかかっています。Barker 氏と一緒に、当社の運営戦略、コマーシャル戦略、デジタル戦略などにおいて、世界規模で物事を加速させていかなくてはなりません」

TITAN の新 CFO、Søren Søgaard Suhr のご紹介

Søren Søgaard Suhr は 11 年間 Welltec に勤務していました。Welltec での直近の役職として CFO を務め、強力で国際的な企業文化の構築において経験を積んできました。そして今、TITAN Containers Group でその経験を活かすことになります。

グローバル企業の Welltec に在籍していた当時、Suhr 新 CFOは事業提携、財務計画、業績管理、ネットワーキング資本の最適化、国際株式などのスキルを習得しました。これらすべてのスキルは、TITAN とその財務部門の成長に役立てられます。

「Welltec には約 11 年勤務し、最後の 5 年間は CFO を務めました。その年月を経て今、私の人生の新たな章が始まります。素晴らしい文化を持ち、同僚に恵まれた同社で働くことができて本当に光栄でした。この 11 年間、さまざまな立場で充実した経験ができ、ありがたい思いと感謝の気持ちでいっぱいです。

11 月の 2022 年第 3 四半期リリースで、同社史上最高の四半期決算を発表できたときは嬉しかったです。その後、2023 年 3 月のリリースで過去最高の通年決算が発表されました。

そして今、私のキャリアにおいて次の章が始まります」と、Søren Søgaard Suhr 新 CFO はコメントしています。

将来に向けた TITAN の次のステップ

ストレージに対する需要はかつてないほど高まっています。TITAN の成長を牽引する主な原動力の 1 つに冷蔵ストレージの需要増加が挙げられます。気候変動に起因するところもありますが、TITAN が継続的な提供を目指している分野です。実際、このセクターでは 2030 年までに年間 13% の成長が見込まれ、金額としては 2,300 億 英ポンドに達することが期待されています。

他の重要な原動力としては、世界人口の増加と社会の都市化が挙げられます。都市部のスペースが高級化すると同時に不可欠化しています。これにより、騒々しい都市部以外で他のストレージソリューションを探す人が増えています。この増加は今後数年間、Suhr 新 CFO と Mogensen 新 CEO にとって優先課題となることでしょう。

さらに、新型コロナウイルスのパンデミックにより、最新技術を用いたソリューションを利用して強固かつスケーラブルなサプライチェーンを有することが企業にとって重要であることが浮き彫りになりました。そのため、今後 10 年以上は、規模を問わず、企業に対してオンデマンドで提供していくことが優先事項となるでしょう。

2019 年、Kirk Kapital が少数株主として加わりました。その後、TITAN の成長をサポートし、地理的拡張（アジア太平洋地域や南北アメリカなど）を促進するために、同社は最新のテクノロジー、デジタル化、マーケティング、サステナビリティへの投資をサポートしています。

楽な道のりではありませんが、Suhr 新 CFO、Mogensen 新 CEO、成長中の TITAN チームにとって未来は明るいものとなるでしょう。2 人は今後も革新的なソリューションの戦略を模索し続けることになります。その成果が待たれます。

TITAN Containers Group に関する詳細

1987 年、Layland Barker により TITAN Containers Group がデンマークの Taastup に設立されました。その後、コンテナを使用したストレージを提供する世界最大規模の民間企業にまで成長していきました。

TITAN のストレージを利用する企業や個人のお客様は、あらゆるものをどこにでも、柔軟かつ安全に信頼して保管することができます。

現在、TITAN は世界 90 ヵ国に展開し、6 種類のブランドを通じてさまざまなストレージソリューションをご提供しています。セルフストレージやドライストレージをはじめ、-75℃～85℃ の範囲でリモート監視および制御が可能な温度管理コンテナなどもあります。受賞歴を誇る当社のソリューションは、医薬品、食品、再生可能エネルギーなど、さまざまな業界に対応しています。お客様の中には、テスコ、Vestas、Sonoco などの企業をはじめ、中小民間企業や個人顧客なども含まれ、世界中の数多くのお客様にご利用いただいています。

コンテナの配備は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアで 300 ヵ所以上（そのうちの 30 ヵ所以上が英国）、保有するコンテナの数は計 50,000 台以上に上ります。これだけのコンテナを保有して、TITAN は市場をリードする革新的な Storage as a Service ソリューションのプラットフォームを構築してきました。

長年にわたり、TITAN はストレージ業界の標準を確立してきました。また、中核となる価値と文化を維持しながら、グローバルな存在感を継続的に拡大してきました。そして、「安全な保管」をご提供し続けてまもなく 40 年を迎えます。今後も成長を続ける TITAN のソリューションをぜひご利用ください。